2012年11月30日金曜日

漆拭き うるしぶき



拭漆(*1)ともいう。

器の表面を保護する目的で、生漆を綿に浸ませて薄く拭くことをいう。

江戸時代前期までの竹茶杓には、象牙に代わる艶を出すために裏面に漆拭きしたものが多い。

木地の指物・細工物では堅牢で保存のためによいとされる。

*1 ふきうるし


---