2011年6月10日金曜日

清寧軒焼 せいねいけんやき

紀州徳川家11代斉順(*1)公の和歌山城下湊御殿の清寧軒における御庭焼。

養父の治宝(*2)公の偕楽園焼に倣ったもので、天保(*3)初期から弘化(*4)の初め頃までの12,3年間の焼成と推定される。

楽焼の精巧な物が多く、楽家10代旦入がこれに従事した。

*1 なりゆき
*2 はるとみ
*3 1830 ~ 44
*4 1844 ~ 48