2011年4月29日金曜日

根来塗 ねごろぬり

漆塗技法の一種。

鎌倉末期に高野山の僧徒が紀州根来に移った際に、寺で使う飲食器を自ら作ったのが起こりとされる。

黒漆の下塗の上に朱漆で上塗りを施したものと、黒塗りのままの「黒根来」と称されるものがある。