茶碗・茶入・茶杓などに銘や作者名などを記すこと。
直接品物に直書したものには、漆書や墨書、また針彫などがある。
また箱に銘の書かれることも多く、大名系の箱書では蓋の表に、千家や薮内家の各流では蓋裏に書かれることが多い。
2010年6月18日金曜日
茶杓三百選 ちゃしゃくせんびゃくせん
書名。昭和28,29年に刊行。高原杓庵(*1)編。
茶杓の名作300杓を写真を添えて解説したもの。
「古流利休系篇」「大名芸林派篇」「流儀篇」の三篇からなる。
同四十年には新たに112杓を収めた『茶杓拾遺集』を刊行。
*1 たかはらしゃくあん =茶杓研究家、毎日新聞学芸部副部長から白鶴美術館に勤務。
茶杓の名作300杓を写真を添えて解説したもの。
「古流利休系篇」「大名芸林派篇」「流儀篇」の三篇からなる。
同四十年には新たに112杓を収めた『茶杓拾遺集』を刊行。
*1 たかはらしゃくあん =茶杓研究家、毎日新聞学芸部副部長から白鶴美術館に勤務。
2010年6月11日金曜日
高橋箒庵 たかはしそうあん
(1861-1937) 名は義雄。
『大正名器鑑』の編集者。
旧水戸藩士の出で、時事新報記者となる。
益田鈍翁等と親交があり、明治45年三井合名理事を最後に実業界を退いて後は、自邸に寸松庵・白紙庵などを建て茶事を楽しんだ。
名物茶器の鑑定と記録等の著述多数あり
『大正名器鑑』の編集者。
旧水戸藩士の出で、時事新報記者となる。
益田鈍翁等と親交があり、明治45年三井合名理事を最後に実業界を退いて後は、自邸に寸松庵・白紙庵などを建て茶事を楽しんだ。
名物茶器の鑑定と記録等の著述多数あり
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