2007年8月9日木曜日

堆朱 ついしゅ

漆芸技法の一種。

朱漆を厚く塗り重ねて、最後に模様を彫り出したもの。

中国唐時代に始まったと思われ、宋時代に盛んになる。

わが国には鎌倉時代に伝えられた。

黄漆を塗り重ねたものを堆黄(*1)、黒漆のものを堆黒(*2)という。

*1 ついおう
*2 ついこく