出雲松江の大名茶人、松平不昧(*1)の道具帳。
安永から文化頃にかけて、天下の名器保護の目的で収集秘蔵し、嗣子の月潭(*2)に「子孫大切に致可き者也」と遺戒したもの。
不昧の在世・没後にも再三にわたって改修されている。
*1 まつだいらふまい =1751-1818
*2 げったん
2008年5月23日金曜日
2008年5月16日金曜日
箱炭斗 はこすみとり
水屋用の炭斗で、勝手炭斗ともいう。
桑製で手付きの四方形。
席中の炉や風炉の火をつぎ足すために用いる。
道具炭、切炭、香溜を入れて、火箸を手前の手に添えて立て、釜鐶をかけ、他方に板釜敷をかけて羽箒をのせて持ち出す。
桑製で手付きの四方形。
席中の炉や風炉の火をつぎ足すために用いる。
道具炭、切炭、香溜を入れて、火箸を手前の手に添えて立て、釜鐶をかけ、他方に板釜敷をかけて羽箒をのせて持ち出す。
2008年5月9日金曜日
益田鈍翁 ますだどんおう
嘉永元年〜昭和13年(1848-1938)。
名は孝(*1)。三井物産社長。
佐渡奉行所役人の家に生まれ、維新後、三井財閥の形成に尽力するなど明治・大正の財界に重きをなした。
美術品、茶道具を収集、大師会・光悦会などの大茶会をしばしば催す。
*1 たかし
名は孝(*1)。三井物産社長。
佐渡奉行所役人の家に生まれ、維新後、三井財閥の形成に尽力するなど明治・大正の財界に重きをなした。
美術品、茶道具を収集、大師会・光悦会などの大茶会をしばしば催す。
*1 たかし
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