2021年10月1日金曜日

篠山焼 ささやまやき

丹波国篠山(*1)の磁器。

文政初年、篠山城主青山侯の御用窯として城外王地山麓に開窯されたのにはじまる。

王地山焼ともいう。

欽古堂亀祐(*2)も招かれ、青磁・染付・赤絵・瑠璃などが焼かれたが、のち民窯となり、明治時代になって廃窯された。

*1 現在の兵庫県丹波篠山市
*2 きんこどうきすけ=(1818-1844・京都の陶工)