2021年9月24日金曜日

琴高仙人 きんこうせんにん

中国宋代の康帝の舎人(*1)で、涓彭(*2)という仙術を使って二百余年浮遊したという。

漢画系画題に登場する鯉に乗って空中を飛行する姿は、龍を捕まえるに際し多くの弟子や見物人の前に現れたときの様子である。

雪村や光琳による水墨画がある。

*1 とねり=皇族や身分が高い人に仕える人のこと
*2 けんほう