2017年4月21日金曜日

旅箪笥 たびだんす



利休居士が小田原の役に従軍した際、旅持ちの茶箪笥として創案し使用したといわれる棚物の一種。

形は大と小の二種あり、一つはこの利休形を基本とする大のものと、後年これを一回りほど小さくし、中の棚の位置や形を変えて作られたものとである。


2017年4月14日金曜日

清浄石 せいじょうせき



縁先手水鉢の一つで、鉢前の景石。 

覗き石とも。

鉢の右か左に、やや手前のほうに水汲み石と反対の位置に立てる自然石で、立石の意匠とする。

『築山庭造伝(*1)』後編巻中に、「清浄石は後脇に立て鉢前へ除きたる石なり」と説明している。



*1 ちくやまていぞうでん 18世紀中頃 北村援琴著

2017年4月7日金曜日

延段 のべだん


地表面より少し上げた敷石道のこと。

正方形・長方形・台形などの切石ばかりを幾何学模様に組み合わせたもの(切石敷)、切石と自然石とを用いたもの(寄石敷)、自然石ばかりのもの(玉石敷など)と、真・行・草の三体を表す形式がある。