2012年4月27日金曜日

喜撰茶 きせんちゃ

喜撰法師の旧跡がある宇治川上流の喜撰山で産していた茶の銘。

渋みが強く抹茶には不向きだが、煎茶に製すれば格別の風味があるとして、良質の煎茶を上喜撰と銘した。

ペリーが来航した際、「泰平のねむりをさます上喜撰(蒸気船)」と詠まれた話は有名。

2012年4月20日金曜日

船徳利 ふなどくり

下部が広がり、底が平面になっていて安定性のある徳利。

漁師らが酒を持参して漁に出かけるときに、船が揺れても倒れないようにしたものといわれる。

備前のそれが特に名高く、ほかに丹波や高取焼などの国焼によく見られる。

2012年4月13日金曜日

烏丸光広 からすまるみつひろ

天正七年−寛永十五年(1579-1638)。

江戸初期の公卿の一つ烏丸家の当主であり、歌人、能書家。

和歌を細川幽斎に、禅を澤庵和尚らに学ぶ。

また小堀遠州・江月和尚・松花堂らとの交友があり、江戸初期の文化を推進した功労者である。

2012年4月6日金曜日

同門会 どうもんかい

表千家流の門弟を会員として組織される団体。

昭和十七年二月に、十三代即中斎宗左宗匠を会長として発足。

昭和五十年に社団法人表千家同門会と改称する。

茶道文化に関する茶会や、講演会などを開催する。

現在国内五十三支部、海外に四支部。


表千家同門会のサイトはこちらから↓↓
http://www.omotesenke.net/index.html