2018年6月15日金曜日

洞床 ほらどこ



塗回床(*1)ともいわれる。

床の前面に袖壁を付け、落とし掛けも床柱も用いないで塗り回したもの。

床材は地板を用いて踏込床とする場合が多い。細川三斎は「洞床は利休が一畳半より仕出し候」(*2)と記しているから、利休時代までさかのぼると思われる。

*1 ぬりまわしどこ
*2 『細川三斎御伝受書』


2018年6月8日金曜日

夏切茶 なつぎりちゃ



畑の畦(*1)に点々と植えられている畦畔(*2)茶を、夏季に株元から枝ごと刈り取り、日光下で乾かし、落葉を集めて貯蔵した茶のことで、飲用に際しては簡単に、必要量だけを炒るか焙じるかして利用する。

ほとんど農家の自家用に供され、市販されることは少なかった。


*1 うね
*2 あぜ

2018年6月1日金曜日

開山忌 かいさんき



寺院用語。

寺院を開創した開山和尚の忌日。

毎年の忌日を開山毎歳忌、毎月のそれを開山例月忌などという。

毎歳忌は一山をあげて盛大に追善法要を営む。

この日茶家により供茶式(*1)や追善茶会を催す寺も多いが、建仁寺開山忌(*2)の供茶式がよく知られる。


*1 くちゃしき
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