2018年11月16日金曜日

嘉納鶴翁 かのうかくおう



文久2~昭和26(*1)

近代の数寄者。

灘の名酒「白鶴」の醸造元。

名は治兵衛、鶴堂と号した。

茶は石州流を学ぶ。

美術品のコレクターとして、そのジャンルは広い範囲にわたる。

現在、そのコレクションは白鶴美術館に収められている。


*1 1862 ~ 1951

2018年11月9日金曜日

水栗 みずぐり



生の栗をむいて塩水にさらし、懐石の最後に菓子に添えて出す。

韓国で食事の合間にこれを食べる風習があり、小堀遠州が朝鮮使節接待役の折に、この風習を学んで懐石に採り入れた。

口の中をさっぱりさせ、毒消しであるということで伝わっている。


2018年11月2日金曜日

雲脚 うんきゃく



粗茶のこと。

室町時代の辞典『下学集』に、「悪茶の名也、言は茶泡の早く減え(*1)浮雲の早く過ぎ去るが如き也」とある。

ちなみに良き茶は「鷹爪(*2)」といったとある。

応永・永享年間(*3)に貞成親王の伏見御所で台所での「雲脚茶会」を行ったという例がある。


*1 きえ
*2 ようそう
*3 1394~1441