2019年7月19日金曜日

薬袋紙 やくたいし



室町時代以降、薬袋に用いられた特殊の紙。

(*1)の樹皮の繊維と雁皮(*2)の繊維を等量に混ぜて作り、黄色の染色剤である黄蘗(*3)で染めるので、こげ茶色を呈している。

土佐国の産紙を高級品としたが、摂津国でも製する。


こうぞ
がんぴ
きはだ = ミカン科のキハダの黄色い樹皮の煎汁

2019年7月12日金曜日

立瓜香合 たちうりこうごう



祥瑞の型物香合。

蔓を上にした瓜形の香合で、摘みには葉が数枚付く。

数は比較的多く、それぞれに異なった祥瑞文様が描かれているが、中でも丸文や詩文のあるものが喜ばれる。

型物香合番付では西方二段八位。

「五良大甫呉祥瑞造」の銘の書かれたものもある。



2019年7月5日金曜日

立水 たちみず



露地の三露のうちの最後に打つ水をいう。

茶事の際に席中で薄茶が終わりに近づいた頃、露地にたっぷりと打水をすること。

これも客数により時季により、客が辞する時に乾かないよう見計らってする。

露地に打ち終わって門の内外にも打水をする。