2019年11月8日金曜日

面皮柱 めんかわばしら



四隅に樹の皮を残して作った柱。

柱の表現として、書院などに用いられる角柱を「真」、自然木の丸太柱を「草」と考えれば、面皮柱は「行」とすることができる。

桂離宮の御殿では、古書院が角柱で構成されているのに対して、中書院・新御殿では面皮柱である。




2019年11月1日金曜日

塵打ち ちりうち



 帛紗捌きの際、帛紗の両端を持って軽くゆるめポンと音をさせて引く動作をいう。

表千家では薄茶点前でも常に行われているが、裏千家では茶通箱や特別の点前の時に行なう。

また四方捌きなどで、音は立てないが帛紗の四隅を取って呼吸に合わせて清める場合も塵打ちと呼ぶ。




2019年10月25日金曜日

遠州伊賀 えんしゅういが



 伊賀焼の一種。

『工芸志料』などによれば小堀遠州の指導によって焼かれたとされているが、その実態は明らかでない。

むしろ遠州の活躍した江戸前期の伊賀焼と解釈される。

土質は細かく、作為的に釉が施され、古伊賀に比べると作ゆきはおとなしい。