2016年12月2日金曜日

松ヶ枝不入 まつがえふにゅう



尾張の人。

松平不昧公の知遇を得たが、一度も藩地松江に入らなかったことからその号を与えられ、松ヶ枝不入と称した。

晩年京都神楽岡に隠棲し神楽岡不入とも名のった。

また一閑張・乾漆・象嵌を用いた漆芸にも秀でた。

茶杓も多く伝来している。