2015年9月11日金曜日

盛阿弥 せいあみ


桃山時代の漆工。

利休の塗師。

京に住み秀吉から天下一の号を与えられた。

棗は盛阿弥棗と称され、厚手の木地に茶褐色に透ける漆を用い、器底に「盛」の針彫がある。

大棗・尻張棗など利休好みの正形とみられるものがある。

家は三代続いたと伝える。