2022年7月8日金曜日

誰ヶ袖 たがそで


意匠の一つ。

桃山時代から江戸時代にかけて流行した婦人の豪華な衣装を衣桁(*1)・衝立に掛けた図。

屏風絵などに用いられた。

また、この袖の部分を文様・形状の意匠に採り入れた器物。

茶道具に誰ヶ袖文様の茶碗・水指・薄茶器、また、誰ヶ袖形香合などもある。

*1 いこう