2020年10月16日金曜日

秋風袖垣 あきかぜそでがき


透垣(*1)の一種で、輪郭の芯に当たる部分を萩にし、上部は丸くして弧を描くようにし、下部、すなわち内部は黒穂で張ってゆき、中央部に二、三の扇形の覗き窓を意匠した垣根である。


風を通し、萩や黒穂を材料にしているので、この名称がある。

 

 

*1 すいがき