2020年3月20日金曜日

別所吉兵衛 べっしょきちべえ


 利休時代の陶工で、京都に住し、古瀬戸の模作をしたという。

その後は代々七里市兵衛を称し、万屋を屋号としたと伝えられる。

なお一説に、吉兵衛は遠州時代の茶入の名工で、瀬戸・伊賀・伊部などに往来し、遠州好みの茶陶製作に協力したといわれる。