2019年7月19日金曜日

薬袋紙 やくたいし



室町時代以降、薬袋に用いられた特殊の紙。

(*1)の樹皮の繊維と雁皮(*2)の繊維を等量に混ぜて作り、黄色の染色剤である黄蘗(*3)で染めるので、こげ茶色を呈している。

土佐国の産紙を高級品としたが、摂津国でも製する。


こうぞ
がんぴ
きはだ = ミカン科のキハダの黄色い樹皮の煎汁