2018年2月2日金曜日

経行 きんひん



禅堂の用語。

坐禅の合間に心身の疲労や睡魔を防ぐため、一定の時間(*1)大衆が一斉に座を立ち、禅堂の内外を静かに歩くこと。

姿勢は直立して仰がず、うつむかず、両手を胸元で組み、視線は一間(*2)ほど前に落とす。

心持ちは坐禅中と同様に保ち、静粛に歩く。


*1 3時間に10分程度
*2 約1.8メートル