2014年2月14日金曜日

富士釜 ふじがま


茶湯釜の一種。

口が小さく、裾が広がり、富士山の姿に似るところからの呼称。

筑前、博多芦屋で、天正から慶長年間にかけて盛んに鋳造されたが、室町末期の天命釜にもこの形がある。

仙叟好、円能斎好、淡々斎好、如心斎好などがある。