2013年11月1日金曜日

尾戸焼 おどやき


土佐(現在の高知県)小津尾戸の焼物。

藩主の山内忠義が承応二年(*1)に大阪から陶工を招き窯を築かせ藩窯とした。

以後、城南能茶山(*2)に移窯し能茶山焼ともいう。

作品は白上がりの陶器で、色絵薩摩の素地に似て細かな貫入があり、雅味がある。

*1 1653

*2 のうさやま