2012年6月15日金曜日

源氏香 げんじこう

組香の一つ。

後水尾天皇(*1)の頃の考案にかかり、五種の香を各五包ずつ計二十五包作り、任意五包ずつを順にたき、香の異同を聞いて、五十二種の組合せを五本の線で表した図形が源氏香の図である。

茶器類の文様としても多く採上げられる。


*1 ごみずのおてんのう = (1596-1680)