2009年12月4日金曜日

宗旦狐 そうたんぎつね

伝説。

昔、京都相国寺境内に老狐が棲んでいた。
夜寒の頃、千宗旦の姿に化けて近辺の茶人を夜な夜な訪れ、茶を喫し菓子を食べて帰ることがしばしばあり、いつしか誰もがそれを老狐と知りつつ風流を楽しむようになり、宗旦狐と呼んだという。