2016年4月15日金曜日

芝山監物 しばやまけんもつ


戦国時代の武将で利休七哲の一人。

信長の後、秀吉に仕えて御咄衆となる。

天正九年(*1)二月十九日に山上宗二や津田宗及らを招いたのが茶会の初見。

長次郎作の「雁取(*2)」を所持したことや、監物宛の利休書状なども伝存する。

芝山型手水鉢の所持でも知られる。

*1 1581

*2 がんどり

2016年4月8日金曜日

御本 ごほん



高麗茶碗の一種。

御本とはお手本のことで、日本から朝鮮にお手本である切形を送って釜山窯などで作らせたもの。

古田織部や小堀遠州などの切形が名高い。

土の関係で肌の所々に赤みのある斑点が見られ、これを「御本が出た」ともいう。

2016年4月1日金曜日

灰吹 はいふき


煙草盆に付属する竹筒で、煙草の吸いがら落し。

竹を使用するのが約束であり、正式には青竹を用い、一会ごとに新しく取り替えるが、取り合わせによっては、白竹を用いることもある。

口径一寸五分(*1)、高さ四寸五分(*2)が、通常の規定寸法である。


*1 約4.5センチ
*2 約13.5センチ

2016年3月25日金曜日

大綱宗彦 だいこうそうげん


安永元年−安政七年(*1)

臨済宗大徳寺派の僧。

文政三年(*2)大徳寺第435世の住持となり、塔頭黄梅院に住した。

玄々斎(*3)・吸江斎(*4)・以心斎(*5)らと親しく、茶湯に造詣が深かった。

文芸に秀で道歌をよくした。

そのため懐紙や短冊をはじめ遺墨も多い。

*1 1772 – 1860
*2 1820
*3 げんげんさい 裏千家11
*4 きゅうこうさい 表千家10

*5 いしんさい 武者小路千家10

2016年3月18日金曜日

置平目 おきひらめ


蒔絵用金粉の一種である平目粉(*1)の中で、特に大粒で厚みのあるものは粉筒で蒔くことが出来ないため、一粒ずつ置き並べていく。

平目地の中でもこれを置平目と称し、金の光が強く、最も豪華な印象を与える。江戸時代に考えられた技法である。

*1 ひらめふん


2016年3月11日金曜日

躪口 にじりぐち


草庵風茶室の客のための小さな出入口。

古くは「潜り(*1)」「躙り上がり(*2)」などと呼ばれた。

枚方の漁夫の家の小さな潜りを身をかがめて出入りする様子を利休が見て、これを侘びて面白いと考え、茶室内に取り入れたとする説などがある。

*1 くぐり
*2 にじりあがり

2016年3月4日金曜日

座蒲団 ざぶとん



座る時に敷く蒲団。

茶湯としての用法には限定があり、寒中、寄付に毛氈の替わりに敷き、あるいは待合に客数だけ揃えておくこともある。

また、本席で濃茶が終わり薄茶に移る時に、客をくつろがせる意味で莨盆とともに勧める。

小形で薄手のものを好む。