2015年5月1日金曜日

金平糖 こんぺいとう


南蛮菓子。

語源はイスパニア語のConfeitos(*1)で、金平糖・金餅糖・金米糖などの字を宛てた。

砂糖蜜に小麦粉を加え、炒ったゴマあるいは芥子(*2)を種に入れ、かきまわして製したもの。

振出に入れて茶菓子としても使う。

*1 コンヘイトス

*2 けし

2015年4月24日金曜日

直江兼続 なおえかねつぐ


永禄3年〜元和5年。

安土桃山の武士。

上杉謙信に用いられ、その没後景勝に仕えた。

天正10年直江家を継ぎ、同16年従五位下山城守に叙任。

学文に通じ、茶人としても有名で『宗湛日記』慶長2年10月24日の条に伏見での茶会の記録がある。

2015年4月17日金曜日

堀出唐津 ほりだしからつ



唐津焼の一種。

陶質は堅く、釉色は青黒を帯び、高台内に皺紋があるのをよしとする。

堀出の称は、火加減の度が過ぎたり、歪んだり、欠損したものを陶工が不用として土中に埋めたのを、後世になって彫出したことによる。

2015年4月10日金曜日

躙上りの石 にじりあがりのいし


躪口(*1)のすぐ前に据えた石。

躪口に上がるのに両足が楽にそろえられるだけの天端(*2)が必要であるが、あまり大ぶりの石は用いられない。

茶室に入るために最もよい高さや茶室との間隔が配慮される。

沓脱石、踏石、踏段石ともいう。

*1 にじりぐち

*2 てんば

2015年4月3日金曜日

種壷 たねつぼ



昔農家で種子を貯蔵したという壷。

伊賀・信楽・備前・常滑・丹波・瀬戸などの古窯で焼かれている。

室町時代の末頃から茶人によって採り上げられ、茶入・水指に用いられた。

『酒井宗雅茶会記』では「備前種入 ぬりふた」などとある。


2015年3月27日金曜日

皆具 かいぐ


元来は装束類あるいは馬具などに必要な品一式を意味する。

茶湯では台子・長板などに飾る水指・杓立・建水・蓋置などを総じて称する。

風炉・釜を含めていう場合もある。

唐銅材を真とするが、陶器・磁器・木地・塗物を一種で揃えたものもある。