2009年10月23日金曜日

御通茶師 おとおりちゃし

徳川将軍家へ茶を納めた宇治茶師のうち、幕府雑用の茶を納入した茶師のこと。

本能寺の変の時、堺から三河へ帰国する徳川家康の道案内をして無事通過させたことから『御通茶師』の名が付いたという。

江戸期にはに三十前後の家があった。

2009年10月16日金曜日

名残花 なごりばな

盛りを過ぎて散り残った花の総称。

普通、茶花を使うときは開花期よりも少し早めのものが喜ばれるが、盛りを過ぎても咲き残ったものや遅れ咲きのものは、名残花と称して、名残を惜しむ意味で用いることがある。

2009年10月9日金曜日

中置 なかおき

風炉点前の時、風炉を道具畳の中央に置くことをいう。

秋もようやく深まり、朝夕冷気を覚える季節に、客に火気を近づけ、反対に水指を遠ざけ、暖かみを感じさせようという心尽くしの扱いである。

10月初旬から開炉までの季節に行う。

2009年10月2日金曜日

表千家北山会館 おもてせんけきたやまかいかん

表千家茶道を学ぶ方のみならず、広く茶の湯に興味を持つ方々が気軽に茶の湯文化に触れることを目的に 平成6年、京都の洛北の地に開館。

表千家歴代の好み物や季節を感じさせる道具など、家元所蔵の伝来の茶道具を常設展示しています。

*表千家北山会館のHPアドレス

2009年9月25日金曜日

挽家 ひきや

茶器を保存する為の容器の総称。

木の挽物(*1)で出来ているところからの称。

茶入を納める場合、棗形に作られているものが多く、蓋の甲に銘などを金や銀で蒔絵書きしたり、彫りこんだりしてあるものもある。

材質は、黒檀(*2)や紫檀(*3)、竹など多種がある。

*1 ひきもの=ロクロで挽いて作ったもの
*2 こくたん
*3 したん

2009年9月18日金曜日

和三盆 わさんぼん

砂糖の一種で三盆白ともいう。

白砂糖をさらに精製脱色し純白の結晶にしたもので、和菓子に珍重される。

中国より輸入されたものを「唐三盆」といい、享保年間頃から我が国で製したものを「和三盆」という。

香川・徳島両県は特に四国和三盆として名高い。

2009年9月11日金曜日

松屋久政 まつやひさまさ

生年不詳〜慶長3年(1598)。奈良の茶人。

天文年間に『松屋会記』を書き始める。

いくたびか堺を訪れ、紹鴎や利休の茶会に参じ、利休の知遇を受けた。

秀吉の北野大茶会には子の久好(*1)や奈良衆三十六人と参会して『北野大茶会記』を記した。

*1 ひさよし=生年不詳〜寛永10年(1633)